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東京でのホテル暮らしの費用はいくら?賃貸との比較やメリット・デメリットを紹介!

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旅行や出張で東京に滞在する際「ホテルに長期で住んだらどれくらい費用がかかるのだろう」と気になる方もいらっしゃるでしょう。

賃貸契約より自由度が高い一方で、コストや生活面での違いが気になる人も多いはずです。

本記事では、東京でホテル暮らしをした場合の具体的な費用や賃貸との比較、さらにホテル暮らしならではのメリット・デメリットを徹底解説します。東京での長期滞在を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

東京で1ヶ月間のホテル暮らしの費用

東京で1ヶ月間ホテル暮らしをする場合に必要な費用は、主に以下の3種類です。

ここがポイント !

・宿泊費
・食費
・洗濯代

それぞれの費用を合計すると賃貸より高額になることもあるため、事前に目安を把握しておくことが重要です。以下では、主な費用の目安を紹介します。

宿泊費の目安

東京で1ヶ月間ホテル暮らしをする際の宿泊費は、選ぶ施設の種類や立地により変動します。ホテルごとの宿泊費の目安は、以下です。

宿泊施設1ヶ月の宿泊費の目安
ビジネスホテル10〜30万円
高級ホテル30万円〜
カプセルホテル10万円以下に抑えることも可能
サービスアパートメント20〜40万円

ただし、上記はあくまで目安であり、費用は時期により変動する可能性があることを理解しておきましょう。

また、長期宿泊割りがあるホテルもあるため、通常の提示価格よりも値段は下がる可能性もあります。

食費の目安

東京で1ヶ月間のホテル暮らしにおける食費は、食事スタイルによって異なり、自炊をすれば月2万円程度、毎日外食だと10万円を超えることもあります。そして、都心では費用がさらにかさむ傾向にあるため注意しましょう。

予算との兼ね合いですが、毎日外食だと健康にも良くないことがあるため、キッチン付きのホテルを予約して自炊と外食の両立をするのが理想的です。

洗濯代の目安

1ヶ月間の洗濯代は、コインランドリーの利用で月々5,000〜8,000円程度です。

上記は、洗濯から乾燥まで1回あたり500〜700円程度のコインランドリーを、週に2〜3回利用した場合の金額です。ホテルによっては館内にランドリーコーナーが設置されていますが、外部の店舗より割高な傾向があります。

さらに、ホテルのクリーニングサービスはYシャツ1枚で数百円と高額なため、日常的な洗濯には不向きです。費用を抑えるためには、近隣のコインランドリーを活用するのが最も経済的な選択といえるでしょう。

また、部屋に洗濯機のあるホテルを選択することで洗濯代は節約できます。

ホテル暮らしと賃貸マンションはどっちがお得?

1ヶ月程度の短期滞在であれば、総費用でホテル暮らしの方が賃貸マンションよりお得になることがほとんどです。

月々の支払いだけを見ると、都内の家賃相場(7万円〜11万円程度)に比べ、ホテルの宿泊費は割高に感じられるかもしれません。しかし、賃貸マンションの契約には、家賃の数ヶ月分にもなる敷金・礼金などの高額な初期費用に加え、月々の水道光熱費や通信費も別途必要となります。

一方、ホテル暮らしは初期費用がかからず、固定費も宿泊費に含まれていることが一般的です。そのため、総額で見るとホテル暮らしの方が費用を抑えられる可能性があります。

東京のホテル暮らしにおすすめの宿泊先3選

東京で長期滞在を快適に過ごすためには、立地や設備が整ったホテルを選ぶことが重要です。数あるホテルでもおすすめなのが、以下の3つのホテルです。

ここがポイント !

・GIVE Higashi Nakano
・GIVE Kagurazaka
・GIVE Shibuya Honmachi

1.GIVE Higashi Nakano

GIVE Higashi Nakanoは、キッチンや洗濯機を全室に完備し、暮らすように泊まるを実現するアパートメントホテルです。30㎡の広々とした1Kの客室には、ワークデスクや高速Wi-Fiも備わり、出張やワーケーションといった中長期の滞在に最適です。

新宿まで2駅、5分というアクセスの良さも魅力で、東京で長期滞在したい方におすすめのホテルとなります。

住所〒164-0003
東京都中野区東中野4丁目19−8GIVE東中野
アクセス東中野駅東口から徒歩3分
落合駅2Bから徒歩3分

2.GIVE Kagurazaka

GIVE Kagurazakaは、神楽坂の落ち着いた街並みに佇む、全室キッチン付きのアパートメントホテルです。

ナチュラルと和モダンが融合した洗練された空間は、2階建て3室からなり、Room202は最大8名様まで宿泊可能です。そのため、一人での滞在だけでなく、グループでの宿泊も楽しめます。

また、長期滞在にも対応できるよう、全室に無料Wi-Fiやアイロン、ヘアドライヤーなどを完備していることも魅力の一つです。伝統が息づく神楽坂の街に溶け込み、快適に長期滞在できること間違いなしです。

住所〒162-0832
東京都新宿区岩戸町19-7
アクセス牛込神楽坂駅A3から徒歩1分
神楽坂駅1bから徒歩5分

3.GIVE Shibuya Honmachi

GIVE Shibuya Honmachiは、全4室のみのプライベートな空間で、フロアごとにインテリアデザインが異なることが特徴です。無料Wi-Fiも完備しているため、ワーケーションの拠点としても活用できます。また、都営大江戸線 西新宿五丁目駅から徒歩圏内の立地で、都心へのアクセスも良好です。

東京での長期滞在を満喫したい方や、東京の生活を体験したい方にGive Shibuya Honmachiをおすすめします。

住所〒151-0071
東京都渋谷区本町5丁目11-18
アクセス西新宿五丁目駅A2から徒歩10分

東京でホテル暮らしをする5つのメリット

東京での長期滞在でホテル暮らしをすべきかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、東京でホテル暮らしをするメリットを確認しておけば、ホテル暮らしをする判断の後押しになるはずです。ホテル暮らしの主なメリットは、以下のとおりです。

メリット

・初期費用と固定費がかからない
・家具、家電付きで引っ越しの必要がない
・水道光熱費、Wi-Fiの費用も宿泊費に含まれている
・掃除をスタッフに任せられる
・ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる

初期費用と固定費がかからない

ホテル暮らしの大きな魅力は、高額な初期費用や月々の固定費が不要な点です。

賃貸マンションを契約する際には、敷金・礼金や仲介手数料などの家賃の数ヶ月分にもなる費用が発生します。しかし、ホテル暮らしでは、初期費用と固定費の支払いが一切不要です。

さらに、月々の水道光熱費やインターネット通信費も宿泊費に含まれている場合がほとんどで、費用の管理が簡潔になります。家具や家電も備え付けられているため、まとまった出費や複雑な手続きなしに、身軽に新生活を始められることがメリットの一つです。

家具・家電付きで引越しの必要がない

ホテル暮らしのメリットは、生活に必要な家具や家電がすべて揃っており、引越しの手間と費用がかからないことです。

客室にはベッドや机はもちろん、テレビ、冷蔵庫、エアコンといった基本的な設備が完備されています。そのため、高額な購入費用や引越し業者に支払うコストは不要です。必要な荷物をスーツケースに詰めるだけで、いつでも好きな場所へ身軽に移動できるフットワークの軽さが実現します。

大がかりな準備をすることなく、すぐに快適な新生活を始められる点が魅力です。

水道光熱費・Wi-Fiの費用も宿泊費に含まれている

東京でのホテル暮らしは、月々の支払いがシンプルになるというメリットがあります。

賃貸物件では家賃とは別に、水道光熱費やインターネット通信費を個別に契約し支払う必要があります。しかし、ホテル暮らしではこれらの費用が宿泊費に含まれている場合がほとんどです。

そのため、追加の支払いや面倒な契約手続きは不要で、入居したその日から快適なWi-Fi環境を利用できます。支出管理が簡単になる点は、メリットの一つといえるでしょう。

掃除をスタッフに任せられる

ホテル暮らしの大きなメリットは、部屋の清掃やベッドメイキング、ゴミ出しなどの日常の家事をすべてスタッフに任せられることです。

スタッフが定期的に掃除機や水回りの清掃、ベッドメイキングまで行ってくれるため、常に清潔で整頓された空間で過ごせます。タオルの交換やアメニティの補充もサービスに含まれており、掃除用具を自分で用意する必要もありません。

家事に費やしていた時間と労力を仕事や趣味、休息に充てられるようになり、心にゆとりのある生活が実現します。

ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる

ホテル暮らしは、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。

例えば賃貸契約のような2年縛りや高額な初期費用、解約時の違約金などの制約がありません。そのため「来月は違う街に住みたい」という気分転換や、急な転勤、頻繁な出張にも迅速かつ身軽に対応できます。

家具・家電の購入や引越しの手間も不要で、水道光熱費などの個別契約からも解放されます。これにより、仕事のプロジェクト期間だけ職場の近くに滞在したり、さまざまなエリアでの暮らしを楽しんだりと、固定された住居では難しいフットワークの軽い生活が可能です。

東京でホテル暮らしする際の5つの注意点

東京でのホテル暮らしをする際、メリットも多くありますが、注意点にも目を向けておかなければ後悔する可能性があります。事前に確認しておくべき注意点は、以下のとおりです。

月々の生活費が割高になる可能性がある

東京でのホテル暮らしは、宿泊費と食費がかさむため、長期的に考えると生活費が賃貸より割高になる可能性があります。

ビジネスホテルの宿泊費は、長期割引プランを利用しても月10万円以上になることが多く、都内の一般的な賃貸マンションの家賃を上回る場合があります。また、キッチンがない施設が多いため、食事が外食中心になることも珍しくありません。

その結果、食費だけで月に10万円以上の出費となることもあります。宿泊費と食費の増加が、賃貸暮らしの総生活費を超える主な要因となるため、注意が必要です。

ホテルではなく、サービスアパートメントの場合はキッチンや洗濯機が付いていることが多いため、月々の生活費は安くなる傾向にあります。

住民票が登録できない場合が多い

東京でのホテル暮らしでは、住民票を登録できない場合が多く、行政手続き上で不便が生じる可能性があります。

法律上、ホテルは一時的な滞在施設とみなされ、生活の本拠として認められにくいため、住民票の登録が難しいのが現状です。住民票が移せないと、選挙の投票や運転免許の更新、公的な証明書の発行などが旧住所地でしか行えません。また、クレジットカードなどの重要な郵便物が受け取れないといった問題も発生します。

対策としては、住民票を実家に置いたままにすることが一般的です。これにより、公的な通知は実家で受け取り、必要に応じて転送してもらうなどの対応が可能になります。

友人や家族を自由に部屋へ招けない

東京でのホテル暮らしでは、友人や家族を自室に自由に招き入れることは、原則としてできません。

多くのホテルの宿泊約款では、セキュリティや防犯、消防法の定員遵守、宿泊料金が人数に基づいていることなどの理由から、宿泊者以外の客室への立ち入りを明確に禁止しています。

そのため、来訪者と会う際は、ロビーやラウンジ、併設のレストランなどを利用するのが一般的です。アパートメントホテルでも同様ですが、料金が1部屋あたりになっていることが多いため、複数人で宿泊をすれば割り勘ができ、コストを抑えて宿泊ができるでしょう。

収納スペースが限られる

東京でのホテル暮らしでは、収納スペースが限られている点に注意が必要です。

一般的なビジネスホテルの客室は、短期滞在を前提に設計されているため、賃貸物件のような十分なクローゼットや収納棚は期待できません。多くのホテルでは、ハンガーが数本かけられる程度の小さなスペースしかなく、長期滞在に必要な衣類や私物をすべて収めるのは困難です。

そのため、ホテル暮らしを快適に送るには、持ち物をスーツケース1〜2個に収まる量まで厳選するミニマルな生活スタイルに寄せる必要があります。荷物が多い場合は、別途トランクルームを契約するなどの対策が必要になるでしょう。

内装は変えられない

東京でのホテル暮らしでは、内装を自分好みに変えられません。

ホテルの客室は、宿泊約款に基づき、壁紙の変更や私物の家具・家電の持ち込み、備え付け家具の配置換えなどが原則として禁止されています。これは、ホテルの資産価値を維持し、すべての宿泊客に均質な空間を提供するためのルールです。

そのため、自分の好きなインテリアで部屋を飾り付けたり、ライフスタイルに合わせて模様替えを楽しんだりしたい方には、ホテル暮らしは不向きといえます。

しかし、プロのデザイナーが部屋の内装をデザインしているため、素人が作る部屋よりも洗礼された部屋となっており、落ち着いて過ごせることもあります。

東京でのホテル暮らしを安く抑える方法

東京でのホテル暮らしで少しでも安く費用を抑えるには、以下のポイントを意識しましょう。

ホテルサブスクリプションサービスを利用する

東京でのホテル暮らしの費用を抑えるには、月額定額制の「ホテルサブスクリプション」の利用が有効的な手段です。

ホテルサブスクリプションは、月々の定額料金で提携しているさまざまなホテルに宿泊できる仕組みです。通常の宿泊予約よりも割安な料金設定になっており、敷金・礼金などの初期費用や、水道光熱費・Wi-Fi利用料が不要なため、トータルの支出を大幅に削減できます。

例えば、月額9,800円から利用できるサービスや、外泊した日数分の料金が割引になる独自のシステムを持つサービスも存在します。出張が多い方や複数の拠点で生活したい方にとって、コストを抑えつつ柔軟なホテル暮らしを実現する上で、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

長期滞在プラン(マンスリープラン)を活用する

東京でのホテル暮らしを安く抑えるには、マンスリープランの活用が効果的です。1泊単位で支払うよりも、月単位で契約するマンスリープランは総額を抑えられます。

たとえば、GIVE系列のホテルでは長期で宿泊することで10%オフとなります。1ヶ月以上の長期滞在を予定している場合、コストダウン効果は絶大です。水道光熱費やインターネット料金が宿泊費に含まれており、追加費用を気にせず生活を始められることもメリットとなります。また、面倒な登録なども不要となるため快適に生活が始められます。

自炊できる環境のホテルを選ぶ

東京でのホテル暮らしの費用を抑えるには、自炊可能なホテルを選ぶと良いでしょう。自室や共用部にキッチンがあれば、高額になりがちな都心での外食を減らせます。

たとえば、1日3食を外食で済ませると、10万円以上の出費になりかねません。一方、自炊中心の生活に切り替えることで、支出を大幅に減らせます。

とくに長期滞在の場合、自炊による積み重ねが大きな差になるため、キッチン設備の有無は総費用を管理するうえで重要な選択肢といえるでしょう。

公式サイトで割引がないか確認する

東京でのホテル暮らしの費用を抑えるには、公式サイトの割引プランを確認しましょう。公式サイトでは、予約サイトよりもお得な料金を提示していることがあります。たとえば、GIVEでは、公式サイト限定で10%割引プランが提供されています。

他のホテルでも公式サイト限定の先行予約割引や会員向け特別価格などを設定しており、直接予約する方がお得になる可能性があるでしょう。

ホテル暮らしを検討している方は、予約サイトで決めてしまう前に、必ず公式サイトを訪れて料金を比較しましょう。

目的にあったホテルで東京での生活を楽しもう

東京でのホテル暮らしは、初期費用なしで生活を始められますが、宿泊費や食費がかさみやすく、長期的にみると賃貸より割高になる場合もあります。

しかし、生活スタイルや滞在期間によって費用感や利便性は大きく変わるため、マンスリープランや自炊可能なホテル、公式サイトの割引を活用することが重要です。ホテル暮らしと賃貸それぞれの特徴を理解し、自分に合った滞在方法を選びましょう。

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